遅ればせながら、北海道マラソン2023の結果について、ご報告です!
大会詳細HP
リザルト
結果は大撃沈の4時間33分18秒でした!(ネットタイム)
もはやグロスもネットもどうでもよいレベルの不甲斐ない結果に。。。
初マラソンの富士山マラソンが3時間18分、直近の東京マラソンが3時間6分と尻上がりにPB更新出来ていただけに今回あまりにも衝撃的な結果を受け入れることができず…でしたが、くよくよしていてもしょうがいないということで、以下レース前調整と当日の展開を振り返りつつ、この不甲斐ない結果の原因と今後に向けた対策を考えていきたいと思います。
言い訳がましい記載が多々あるかもしれませんが、あくまでも強いランナーになるための探究心の表れと捉えていただければ幸いです。
振り返り
レース前調整
8/13(日)Mペース走10km ジョグ10km
8/14(月)ジョグ12km
8/15(火)Mペース走7km アップダウンジョグ2km
8/17(木)Mペース走7km アップダウンジョグ3km
8/20(日)Mペース走5km アップダウンジョグ2km
8/21(月)ジョグ5km
8/22(火)休み
8/23(水)Mペース走5km アップダウンジョグ2km(北海道入り)
8/24(木)休み
8/25(金)休み
8/26(土)調整ラン1km(ジョグ+流し)
→レース2週間前から徐々に疲労抜き調整をするため走行距離を落とす形で調整を開始。
サブ3ペースを叩き込むイメージでジョグ以外のポイント練習はMペース走のみ、走行距離を落とす分、体重増加を防ぐために体幹トレーニングをレース2週間前に集中的に行いました。
レース前の最後のポイント練習(Mペース走)後、足底の痛みが発症したためその後思い切って二日間完全休足に。
足底の痛みは3月の東京マラソン前から常態化しており、ハードな練習後は特に痛みが強くでるような状況でした。
しっかりとした休足を取ることなくここまできてしまったためこの調整期間に思い切って完全休足を2日間入れてみました。
直前まで痛みが引かなかったため鎮痛剤(バファリン)をレース前日に服用。足底の痛みがありながらも2日間の完全休足のままレースに臨めないと思い、前日に調整ランを決行。
→鎮痛剤の服用のタイミングが悪く(空きっ腹)胃腸にダメージ、その上、足底の痛みがある中無理やり調整ランを決行したため直し切ることなく痛みを残したままレースを迎えることとなりました。
レース当日朝
前日午後9時にベッドに入り午後10時頃には眠れたものの、午前1時頃に尿意で起きる。
その後寝付けずスマフォをいじりながらベッドでゴロゴロ、4時頃になって眠くなって少し寝れましたが起床時刻を4時半としていたので仮眠程度の浅い眠りしかとれずでした。
起きてすぐご飯、味噌汁、納豆、バナナを食す。
お通じやその他身支度ついてはスムーズに準備することができ、予定通り出発→会場入りできました。
スタート~序盤
スタート時点で気温30℃。
もはや記録更新は難しい状況と思える中、スタート直後からサブスリーペースでどこまで粘れるかという作戦で前を追う展開に。
スタートの混雑のため入りの1kmは4:42と想定内の入り。
2kmあたりから少しずつ取り戻すイメージで2km、3kmと4:10/kmくらいまで出力を上げて走りましたが、感覚よりも少し遅いタイムを計測。1km過ぎに表示されたGarminのコンディションお知らせ機能でもマイナス2の指数だったので調整方法を誤ったというネガティブな感情が生まれました。
同じ出力で走ってましたが、4kmで4:30を記録したため、今日のコンディションは不調であることを確信しました。
出力を落とすべきか戸惑いながらも5km以降の下り勾配であったため、ここでペースを取り戻せるかと試みましたが、一向に上がらず。
焦りが増す中、日差しも強く若干パニック状態に落ち入ったまま1km超続く創成トンネルへ。
トンネル内のモワッとした空気にさらに気力と体力を削られ、トンネル出口の若干の上りの場面で完全に戦意喪失となりました。
10kmそこそこでペースダウンはさすがにまずいと粘るも、12〜13kmあたりで限界を迎えて歩みをやめてしまう結果に。
想像もしない展開に残り30kmまじでどうしようという絶望的な1人会議の始まりです。
下方修正してサブ3.5、サブ4にチャレンジできるかと、試しに再び走り出してみるも、もはやキロ7分ペースで精一杯。
DNFも頭をよぎりましたが、せっかく地元北海道まできて完走しないわけにはいかない、完走メダルやフィニッシャータオルも絶対に持ち帰るということでここから残り30kmの苦行が始まることとなりました。
中盤
当たり前ですが、ペース落とした瞬間に面白いように後続に抜かれまくる笑
Bブロックのランナーがどんどん後続ブロックのランナーに抜かれる屈辱感。
精神的にもあまり良くない状況でしたが、逆に前ブロックのAのランナーや同じBブロックのランナーが落ちてきて抜かすことができる場面もあったためその辺を一縷の望みにしながら走りました。
20km前後、新川通りに入ったくらいのタイミングでポツポツと雨が降り始め、瞬く間に雷雨に。
びしゃびしゃになりながら延々に続く直前の新川通りを進み続けました。
25km地点にはサポートエリアがあり雪玉を配ってました。
記録を狙っていたら絶対に寄らないエリアでしたが、完走目的に切り替えていたので記念に立ち寄りました笑
26km地点は新川通りの折り返し。
撮影ポイントでもあったので折り返しながらカメラに意識を向けた瞬間に右ふくらはぎが攣るというハプニング笑
走り続けて強引に抑えましたが、他の箇所も割と一触即発な状態になっていました。
終盤
新川通りを折り返して雷雨もいつの間にかあがり、また晴れ間が出てくるようになりました。
気温も上がり始めてペースもキロ8近くまで落ちる時もありましたが、給水以外は走り続けてただただゴールに向けて走ることに集中。
40km付近の北大までの道のりが果てしなく感じましたが、1km1kmカウントダウンしながら距離を重ねていきました。
北大まで来てしまえばゴールまであと僅か。
沿道の応援も増えてきてゴールまでの後押しの力をもらいました。
道庁から大通公園のラスト1km、悔し涙も必死に抑えながらゴールまで駆け抜けました。
満身創痍の状況でしたが、なんとか完走することができました。
原因と対策
・調整期間中の練習メニューに関して、極端に走行距離を落としすぎて距離や時間に対する耐性が薄れてしまった。
→レース前距離走を2週間前の週に一本入れる。
・心肺系の刺激も少なくレース当日のタフな状況下でサブスリーペースに対応できなかった。
→インターバル走や閾値走は継続的に行う。
・足底の炎症
→次のレースまでにしっかり治し切る。休むことを恐れず、鎮痛剤にも頼らない。
・気候コンディションに対応できなかった
→コンディションに応じたペース判断を正確に行う。
→目標にこだわることや自信を持って臨むことは悪くないが、固執しすぎや過信は良くない。冷静に状況をみて柔軟に判断を下す癖をつける。
まとめ
以上、北海道マラソン2023のご報告でした。
悔しい結果になりましたが、この悔しさは来年の北海道マラソンで払拭します!
また、酷暑雷雨というタフなレースを走ることができた経験値を今後のレースに活かしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回はまともな記録をお届けできるよう頑張りたいと思います!
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