フルマラソンに挑戦するなら、シューズ選びはとても重要です。
42.195kmという長い距離を走るフルマラソンでは、スピードだけでなく、クッション性・安定性・フィット感・足への負担など、さまざまな要素が求められます。
特に市民ランナーの場合、
-
フルマラソンを完走したい
-
サブ4を目指している
-
サブ3.5を目指している
-
サブ3を目指している
-
自己ベストを更新したい
-
練習用とレース用でシューズを使い分けたい
など、走力や目的によって選ぶべきシューズが変わってきます。
そこでこの記事では、現在販売されている人気モデルの中から、市民ランナーがフルマラソンで使いやすいシューズ10選を紹介します。
フルマラソン用シューズの選び方
まずは、フルマラソン用シューズを選ぶときのポイントを確認しておきましょう。
① クッション性
フルマラソンでは、走る距離が42.195kmもあります。
普段のジョギングでは問題なくても、30km、35kmと距離が伸びると足への負担が一気に大きくなります。
そのため、フルマラソンではある程度のクッション性があるシューズがおすすめです。
特に、
「完走を目指す」
「後半の脚への負担を減らしたい」
というランナーは、軽さだけでなくクッション性にも注目しましょう。
② シューズの重量
一方で、クッション性が高ければ高いほど良いというわけでもありません。
タイムを狙うランナーにとっては、シューズの重量も重要です。
軽量なレーシングシューズは、スピードを出しやすく、レース後半のペース維持にもつながります。
ただし、軽量モデルはクッション性や安定性とのバランスが異なるため、自分の走力に合ったモデルを選ぶことが大切です。
③ 安定性
フルマラソンでは、後半になるほどフォームが崩れやすくなります。
脚が疲れてくると、着地が不安定になったり、左右にブレたりすることもあります。
そのため、初心者や完走目的のランナーは、極端にスピード性能だけを重視するよりも、安定して走れるシューズを選ぶのがおすすめです。
④ フィット感
どれだけ高性能なシューズでも、足に合わなければ快適に走ることができません。
特にフルマラソンでは、長時間履き続けるため、
- 足幅
- つま先の余裕
- かかとのフィット感
- アッパーのホールド感
などを確認しましょう。
できれば購入前に試着して、実際に走るときのソックスを履いて確認するのがおすすめです。
フルマラソン用シューズおすすめ10選
ここからは、市民ランナーがフルマラソンで使いやすいモデルを紹介します。
1.HOKA クリフトン
まず紹介したいのが、HOKAの「クリフトン」です。
クッション性と軽快さを両立した、HOKAを代表するロードランニングシューズのひとつです。
フルマラソンだけでなく、普段のジョギングやロング走にも使いやすいのが魅力。
特に、
「クッション性は欲しいけれど、重すぎるシューズは苦手」
というランナーに向いています。
こんなランナーにおすすめ
- フルマラソン完走を目指す
- サブ4前後を目指す
- ロング走にも使いたい
- クッション性を重視したい
- 普段のジョグとレースで兼用したい
HOKAの公式ラインアップでも、クリフトンはロードランニング・ウォーキング用途のモデルとして展開されています。
2.HOKA ボンダイ
「とにかくクッション性を重視したい」というランナーには、HOKAのボンダイ。
HOKAの中でも特にクッション性を重視したモデルです。
長距離を走る市民ランナーにとって、足元への衝撃を抑えながら走れることは大きなメリット。
スピードよりも、
「最後まで快適に走り切る」
ことを重視するランナーに向いています。
こんなランナーにおすすめ
- フルマラソン完走が目標
- サブ4〜完走を目指す
- クッション性を最優先したい
- ロング走用シューズを探している
- 足への負担をできるだけ抑えたい
ボンダイはスーパークリティカルEVAフォームを採用し、レギュラー・ワイド・エクストラワイドの幅展開もあります。
3.ASICS NOVABLAST
ASICSの「NOVABLAST」シリーズも、市民ランナーに人気の高い万能タイプです。
クッション性だけでなく、弾むような走りを楽しみたいランナーに向いています。
普段のジョギングからロング走、ペース走まで幅広く使えるため、
「レース専用シューズを買うほどではないけれど、速く走れるシューズが欲しい」
という人にもおすすめです。
ASICSは現在のロード向けラインアップでも、バウンス感や走行効率を重視したモデルを展開しています。
こんなランナーにおすすめ
- ジョグからポイント練習まで1足で対応したい
- 弾むような走りが好き
- サブ4〜サブ3.5を目指している
- ロング走にも使いたい
4.ASICS GEL-NIMBUS
クッション性を重視するなら、ASICSの「GEL-NIMBUS」も候補になります。
フルマラソンはもちろん、普段のロング走やジョギングでも使いやすいクッション系モデルです。
スピードを追求するというより、
「長い距離を快適に走る」
ことを重視したいランナーに向いています。
こんなランナーにおすすめ
- フルマラソン完走が目標
- サブ4〜サブ5を目指す
- クッション性重視
- ロング走の足への負担を抑えたい
- 普段のジョギングにも使いたい
5.adidas Adizero Boston
スピード練習からフルマラソンまで幅広く使いたいなら、adidasの「Adizero Boston 」。
レーシングシューズほど尖りすぎず、日々のトレーニングにも使いやすいモデルです。
フルマラソンのレースだけでなく、レース前のペース走やロング走にも活用しやすいのが魅力。
現在のadidas公式サイトでもBoston 13がラインアップされています。
こんなランナーにおすすめ
- サブ4〜サブ3を目指す
- スピード練習にも使いたい
- レースと練習を兼用したい
- 反発感のあるシューズが好き
6.Nike Pegasus
Nikeの定番ランニングシューズ「Pegasus」シリーズ。
現在は「Pegasus 42」が展開されています。
普段のジョギングからテンポを上げた練習まで幅広く対応しやすく、フルマラソンの練習用シューズとしても使いやすいモデルです。
こんなランナーにおすすめ
- 1足を幅広い練習に使いたい
- ジョギングからペース走まで行う
- フルマラソン初心者
- Nikeのシューズが好き
7.Nike Vomero
クッション性を重視したいランナーには、Nike Vomero 18も候補です。
長距離を快適に走ることを重視したモデルで、フルマラソンの練習やロング走にも向いています。
特に、
「スピードよりも足へのやさしさを重視したい」
というランナーにおすすめです。
Nike公式では通常幅に加えてワイドモデルも展開されています。
こんなランナーにおすすめ
- フルマラソン完走を目指す
- サブ4〜サブ5を目指す
- クッション性を重視したい
- ロング走にも使いたい
ここからは、タイムを狙うランナー向けです。
ASICSの「METASPEED SKY TOKYO」は、ストライド型ランナー向けのレーシングシューズ。
軽量性とエネルギーリターンを重視した、レース向けのモデルです。
ASICSによると、METASPEED SKY TOKYOはストライド型ランナー向けに設計され、FF LEAPとFF TURBO PLUSを組み合わせています。
こんなランナーにおすすめ
- サブ3を目指している
- 自己ベスト更新を狙っている
- レース専用シューズが欲しい
- ストライド型のランナー
- カーボンプレート搭載シューズを使いたい
9.Nike Vaporfly
フルマラソンでタイムを狙うランナーなら、Nikeの「Vaporfly 4」も有力な選択肢です。
軽量なレーシングシューズで、スピードを重視したレース展開に向いています。
ただし、厚底レーシングシューズは人によって合う・合わないがあります。
購入する場合は、いきなり本番で使うのではなく、事前にポイント練習やロング走で感触を確認しておきましょう。
Nike公式でもVaporfly 4はロードレーシングシューズとして販売されています。
こんなランナーにおすすめ
- サブ3を目指す
- 自己ベスト更新を狙う
- レース専用シューズが欲しい
- スピード性能を重視したい
10.adidas Adizero Adios Pro
最後はadidasの「Adizero Adios Pro 4」。
こちらもフルマラソンのタイムを狙うランナー向けのレーシングモデルです。
日常のジョギング用というよりも、レース本番でスピードを出すことを重視したシューズと考えると分かりやすいでしょう。
現在のadidas公式サイトでもAdios Pro 4が展開されています。
こんなランナーにおすすめ
- サブ3を目指す
- 自己ベストを更新したい
- フルマラソン本番用のシューズを探している
- レーシングシューズを使いたい
走力別に選ぶなら?
「10足もあると、結局どれを選べばいいの?」
という人も多いと思います。
そこで、ざっくり走力別に考えてみます。
フルマラソン完走〜サブ5
まずはクッション性と安定性を重視しましょう。
おすすめ候補は、
- HOKA ボンダイ9
- HOKA クリフトン11
- ASICS GEL-NIMBUS
- Nike Vomero 18
など。
速く走ることよりも、42.195kmを最後まで快適に走れることを優先するのがおすすめです。
サブ4を目指す
サブ4を目指すなら、クッション性だけでなく、ある程度の反発性も欲しくなります。
候補としては、
- HOKA クリフトン11
- ASICS NOVABLAST
- adidas Boston 13
- Nike Pegasus 42
など。
普段のジョギングからロング走、ペース走まで幅広く使えるモデルを選ぶのもおすすめです。
サブ3.5を目指す
サブ3.5を目指すランナーなら、
「練習用」と「レース用」を分ける
方法もおすすめです。
練習では、
- NOVABLAST
- Boston 13
- Pegasus 42
など。
レースでは、
- METASPEED SKY TOKYO
- Vaporfly 4
- Adios Pro 4
などを候補にすると選びやすくなります。
サブ3を目指す
サブ3を狙う場合は、レーシングシューズの選択肢が一気に増えてきます。
特に重要なのは、
「自分の走り方にシューズが合っているか」
です。
単純に軽いシューズを選ぶのではなく、実際に履いて走ってみて、接地感や反発、安定性を確認しましょう。
また、カーボンプレート搭載シューズを本番で使う場合は、レース前に十分な試走をしておくことをおすすめします。
市民ランナーは「レース用1足」だけで大丈夫?
個人的には、フルマラソンを継続的に走るなら、2〜3足の使い分けがおすすめです。
例えば、
パターン① 完走〜サブ4
ジョグ・ロング走
→ HOKA クリフトン11
レース
→ HOKA クリフトン11
1足を使い込むシンプルなスタイルです。
パターン② サブ3.5前後
ジョグ
→ クッション系シューズ
ロング走・ペース走
→ NOVABLASTやBoston 13
レース
→ レーシングシューズ
という使い分け。
パターン③ サブ3を目指す
ジョグ
→ クッション系シューズ
ポイント練習
→ Boston 13など
ロング走
→ Clifton 11など
レース
→ METASPEED、Vaporfly、Adios Proなど
というように、用途によってシューズを使い分ける方法もあります。
フルマラソン用シューズは練習で試しておこう
これはかなり重要です。
新品のシューズをいきなりフルマラソン本番で使うのはおすすめしません。
最低でも、
- ジョギング
- 10〜15km走
- ペース走
- 20km以上のロング走
などで一度試しておきましょう。
特にフルマラソンでは、20kmまでは問題なくても、30km以降に足の痛みやマメが出るケースがあります。
本番と同じソックスを履いて、できればレースで使用する予定の補給やウェアも含めて試しておくと安心です。
フルマラソン用シューズ選びで大切なのは「自分に合うこと」
ここまで10足紹介しましたが、最終的には自分の足と走り方に合うシューズを選ぶことが一番大切です。
同じシューズでも、
「クッションが気持ちいい」
と感じる人もいれば、
「柔らかすぎて走りにくい」
と感じる人もいます。
逆に、軽量なレーシングシューズも、
「走りやすい」
と感じる人がいる一方で、
「脚への負担が大きい」
と感じる人もいます。
だからこそ、可能であれば実際に試着して、自分の足に合うかを確認してみましょう。
まとめ|フルマラソンは目的に合ったシューズを選ぼう
フルマラソン用シューズは、単純に「一番軽いシューズ」や「一番人気のシューズ」を選べばいいわけではありません。
完走したいのか、サブ4を目指すのか、サブ3を狙うのか。
そして、
クッション性を重視するのか、軽さを重視するのか、スピード性能を重視するのか。
自分の目的によって選ぶシューズは変わります。
今回紹介した10足を参考に、自分の走力や目的に合った一足を探してみてください。
そして、フルマラソン本番では、42.195kmの最後まで気持ちよく走れるシューズを選びたいですね。
関連リンク
当ブログでは、実際に市民ランナーとして使用したランニングシューズや、ロング走・ウルトラマラソンで使用したギアについても紹介しています。
▶ HOKA クリフトン10を実際に89km走ってレビュー
minomushi0713.hatenablog.com
▶ ランニングシューズおすすめ10選|初心者からマラソンまで選び方を解説
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▶ ランニング用ワセリンの使い方|擦れ・靴ずれ対策
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