レースも終了したので、改めて次なる目標を探しつつ練習方法の立ち返りということで、現在参考にしているトレーニング方法の一つ、「ダニエルズ式ランニングトレーニング」について備忘録用にまとめました。
【5つのペース】
①Eペース(Easy)
基本となるランペース。
距離を稼ぐ練習(Longラン)も、リカバリのジョグも、インターバルのつなぎもこのペースが基本となる。
※Easyランの1回の走る距離は週間走行距離の30%以下
得られる効果:心筋強化、毛細血管発達、脚の長距離耐性の獲得
②Mペース(Marathon)
フルマラソン本番ペースで実施する、実戦向けペース。
得られる効果はEペースと同じだが、さらにそれに加えて精神的な面として実戦ペースで実施することによる自信の獲得がある。
得られる効果:心筋強化、毛細血管発達、脚の長距離耐性の獲得
③Tペース(Threshold)
長く走れるスピードの向上を狙うため「快適なきつさ」を維持したペース。
具体的な目的は乳酸除去能力を向上させ、LT(乳酸閾値)に達するスピードを上げることが目的。
得られる効果:持久力強化(閾値向上)
④Iペース(Interval)
疾走とレストを繰り返す際の疾走ペース。
Rペースと対比して疾走時のペースは遅く時間を長く、またレスト時間はより短くなる。
得られる効果:有酸素性作業能向上
⑤Rペース(Repetition)
5つのペースの中で最も早いペース。
疾走とレストを繰り返して行うが、インターバルとの違いはよりペースが速いという点。
Rランの目的はスピードの向上、ランニング・エコノミーの向上であり、ゼエゼエ・ハアハアすることが目的ではない。
得られる効果:無酸素性作業能向上、ランニングエコノミー向上
【VDOT指標によるペース設定】
① 1.5km、3km、5km、10km、ハーフ、フルの中で、現状の自己記録で一番早い記録におけるVDOT値を確認
② ①で確認されたVDOT値におけるそれぞれのペース(E・M・T・I・R)を基準とする。
③ 練習フェーズはレースなどの目標期日に向けて徐々に距離を伸ばしてくイメージで行う。
・まずはRペースでスピード強化
・次にIペースでスピード持久力をつける
・さらにTペースで持久力を強化する
・仕上げにMペースで距離耐性と自信をつける
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