日本一過酷なレースとも称される「富士登山競走 山頂コース」。
富士吉田市役所から富士山山頂まで、一気に駆け上がる唯一無二の大会です。
ロード区間から登山道まで変化に富んだコースが続き、制限時間内完走には高い走力だけでなく登山力や補給戦略も求められます。
この記事では、富士登山競走山頂コースの特徴やコースデータ、攻略ポイントを詳しく紹介します。
これから大会への出場を目指す方や試走を予定している方はぜひ参考にしてください。
コース図

データ
距離: 約21km
路面:
- 舗装路(約11km)
- 登山道・岩場・砂礫(約10km)
起伏:標高約770mから3,776mまで、約3,000mを一気に登る超級ヒルクライム
道幅:
- ロード区間:広い
- 登山道:狭い箇所あり
信号:市街地のみ数か所
トイレ:各関門・五合目・八合目・山頂など
自販機:スタート周辺、馬返し付近、五合目まで
駐車場:富士北麓公園など大会指定駐車場あり
ランステ:なし
距離表示:大会中は1kmごと
富士登山競走 山頂コースの特徴
① 富士吉田市役所から山頂まで一気に駆け上がる
スタートは富士吉田市役所。
標高約770mから約3700mまで一度も下ることなく登り続けます。
累積標高は約3,000mにも及び、日本国内でも類を見ない山岳レースです。
② 前半はロードの登り
スタートから馬返しまでは約11kmのロード区間。
序盤は住宅街を抜け、その後は富士スバルライン方面へ向かう林道をひたすら登ります。
ここでオーバーペースになると後半の登山道で大きく失速するため、余裕を持ったペース配分が重要です。
③ 馬返しから本格的な登山道
馬返しを過ぎると景色は一変。
木の根や岩が続く登山道となり、ランニングというよりパワーハイクが中心になります。
登山経験が少ないランナーは、この区間で大きくタイムを落とすことも珍しくありません。
④ 標高が高くなるほど酸素が薄くなる
八合目を超えると標高は3,000m以上。
平地とは比べものにならないほど酸素濃度が低く、脚だけでなく呼吸も苦しくなります。
無理に走ろうとせず、自分のリズムを維持することが完走への近道です。
⑤ ゴールは日本最高峰・富士山剣ヶ峰付近
最後は富士山頂へ到着。
苦しい登りを乗り越えた先には、頂上からの絶景が待っています。
完走した瞬間の達成感は、日本のランニング大会の中でもトップクラスといえるでしょう。
攻略ポイント
前半で飛ばしすぎない
ロード区間は走れるためペースが上がりやすいですが、後半の登山道に十分な体力を残すことが重要です。
登山道の練習を取り入れる
ロードの走力だけでは対応できません。
登山やトレイルランニング、階段練習などを取り入れて脚づくりを行いましょう。
補給を計画的に
高地ではエネルギー消費が激しくなります。
ジェルや水分を計画的に補給し、ハンガーノックを防ぎましょう。
高地への適応も意識する
可能であれば試走や前日入りを行い、高地環境に慣れておくことで本番の負担を軽減できます。
コース写真
スタート地点は富士吉田市役所

歴代大会一位の記録が飾られています。

いざ、スタートです!

スタート直後は数少ないフラット区間を進み、最初の交差点を左折します。

左折したら上りの始まりです。
ここから眼前にそびえる富士山山頂を目指します。

金鳥居をくぐります。

しばらく進んで、こちらを左へ。

ここから浅間神社に入っていきます。

境内の林道を走っていきます。

浅間神社エリアを通過して公道に合流します。

公道の林道ゾーンをしばらく走ると中の茶屋のポイントに到着します。

中の茶屋

でこぼこ道ですが、まだ舗装路です。

10.5km地点、馬返しのポイントに到着です。

ここから登山道になっていきます。

最初は土の路面

一合目

二合目

三合目・三軒茶屋

三合目

四合目・大黒天

四合五勺・御座石

五合目・中宮

一度ロードに出ます。

再び登山道へ

標識に従っていきます。

ここを上がると五合目コースゴール地点の佐藤小屋です。

佐藤小屋が見えてきました。

試走なのでゆっくりですが、このペースでは関門アウトです…笑

五合目・佐藤小屋

佐藤小屋内部

吉田口を上がっていきます。

六合目・山頂コースではここでヘルメット着用になります。

六合目・里見平★星観荘

六合目を過ぎると路面が瓦礫になっていきます。

吉田ルート案内板設置箇所

ここで入山許可を貰います。

リストバンドを着用します。

細かい砂で滑りやすいですが、パワーハイクで進んでいきます。

森林限界を超えて景色良好です。

富士登山競争の本番はここから。

岩場エリアに入ってきました。

七合目・日の出館

七合目・トモエ館

岩場が続きます。

七合目・鳥居荘

オロナミンC
400円しましたが、必要経費です。

八合目・太子館

休まず進んでいきます。

八合目・逢菜館

八合目・白雲荘

八合目・元祖室

富士山ホテル

本八合目・トモエ館

白い鳥居が見えてきました。

白い鳥居を通過

九合目・残り400m!

ラストの白鳥居が見えてきました!

鳥居を通過して…

ゴール地点に到着です!

圧巻の展望です。

火口

頂上を満喫し、下山です。

下山は転倒に気を付けながら進んでいきます。

路面は砂利です。

ここの分岐は要注意!
間違えずに吉田口へ進みます。

八合目・江戸屋
下山は山小屋が限られるので補給は慎重に。

落石シェルター

吉田ルート案内板箇所に戻ってきました。

五合目バス乗り場に向かっていきます。

無事下山です!
お疲れ様でした!
まとめ
富士登山競走山頂コースは、日本一高い山を自分の脚だけで登る特別なレースです。
約3,000mを登り続ける過酷なコースですが、完走したときの達成感は他では味わえません。
マラソンとは異なる登山力や補給戦略、高地への対応が求められるため、十分な準備を行って本番に臨みましょう。
関連リンク
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