3月5日(日)に行われた東京マラソン2023。
速報報告の通り記録は3時間6分12秒でした。
大会当日は曇が多めの空ではありましたが、雲の切れ間から日が差し込んでいるような天候で気温は8℃、風も弱めでコンディション的には絶好のマラソン日和でありました。
ということで以下、レースを振り返ってみたいと思います。
【スタート前】
6時40分に自宅を出発し、7時30分くらいに会場入り。
奥様に荷物を預けてゲート2から入場しました。
直前までジェルとペットボトル(ポカリ)を補給しようとして持ち込みしようとしたらペットボトルは持ち込み不可ということで、一旦出直して、その場で飲める範囲まで飲んでおくことに。
入場後はアップするのも時間的に少し早いかなということで、整列エリアの確認をしてからトイレの列に並びました。
男性小の列に並びましたがやはり長蛇の列。
なんとかトイレを済ませて時間をみたら8時30分というなかなか良い時間。
整列エリアに向かうと既に結構な人が待機しており、なるべく前方に位置取りしたかったのでそのまま自分も並んで待機することに。
結局まともにアップすることができませんでした。
【スタート】
9時10分、号砲とともにスタート!
スタートしてもしばらくは前に進まない状況でしたが2分後くらいにはジョグペースで進めるようになりました。
スタート地点を通過してガーミンの計測開始。
ネットとグロスの差は約3分20秒でのスタートです。
【序盤の立ち上がり】
噂に聞いていたとおりスタート後は大混雑。
前のランナーをジグザグに追い抜かしながらなんとかスピードに乗ります。
入りの1kmは手元の時計で4:25/kmを計測しましたが、ジグザグに進んでいたので実際の1km表示地点まではおそらく4:40くらいはかかっていたかと思われます。
酷い混雑は2kmくらいまででそれ以降は比較的落ち着いた状況となりました。
そして、最初の5kmまでは下り勾配のためスタートの遅れを取り戻すイメージで4:00/km前後で想定通り推移していきました。
【巡航区間①】
下りの勢いをそのまま殺さないよう4:00〜4:05/kmを意識して進みました。
走り出しからのコンディションについて、心肺系は好調。
身体(筋肉)は徐々に暖まってきて問題なく動く感じでしたが、左脚のハムストと右脚のふくらはぎに若干の違和感があったため無理せずペース維持に努めました。
ここで失敗・反省点の一つめとなりますが、レース1週間前から始めていたウォーターローディング(硬水摂取による攣り防止策)が功を奏せず、逆にカルシウムとマグネシウムのバランスを崩してしまいレース前から筋肉が攣りやすい状況になってしまっていました。
案の定、20km手前のあたりで突然右脚のふくらはぎが攣り、この時点で「あ、終わった…」と絶望しましたが、攣りながらも走り続けた結果なんとか持ち直すことに成功。
ただ、このふくらはぎの部位のみならずその他の部位も過剰な力を加えるとすぐに攣ってしまう感覚があったため、慎重にかつ無駄な動きを加えずに低燃費のフォームを意識して走り続けました。
まさに一触即発な状態。
【巡航区間②】
この辺りで同じくサブスリーを目指されているハリー杉山さん率いる集団を発見。
一瞬集団に合流しましたが、ハーフまで貯金を作っておきたかったため、集団を離れさらに前を向かうことに。
そしてハーフの通過が1時間27分27秒。
アドバンテージで4分くらいの余裕が欲しかったため想定よりも足りておらず若干の心理的ダメージがここでありました。
この結果を受けて、30kmまではサブスリーペースを下回らないようにいくという作戦に変更しましたが、25km以降少しずつペースが落ちてくることに。
【後半、30km以降】
ペースが落ちてきてハリー杉山さんの集団に追いつかれ、ここでまた集団に合流。
追い抜かれましたが、離されないように懸命にくっついていきました。
ハリーさんとはおそらくグロスで2分くらいの差はあるためここでくっついて最後まで行けばサブスリーは間違いないという思いで粘っておりました。
が、しかしその粘りも数キロまで、37〜38kmで脚が終わりました。。。
これが失敗・反省点の二つめとなりますが、懸念していた腸腰筋の疲弊が限界に達しました。
また、コース的にも一度ゴール地点に近い日比谷から芝公園、三田・田町に向かう単調なビル群が果てしなく、いつになったら折り返しポイントに達するのかという心理的なダメージも相まってペースを落としてしまうことになりました。
【終盤〜ゴール】
それ以降は果てしなく続く苦行の連続。。。
何度か立て直しでペースを上げてみるものの100m持たずペースダウン。
1km1kmが遠くとてもつらい状況ではありましたが、沿道からの応援が本当に力となってなんとかゴールまで走り続けることができました。
【総評】
中盤で足攣りという事態が発生したにもかかわらず、冷静な判断で軌道修正して最終的に完走できたことについては今後に向けた良い経験となりました。
また、レースの振り返りの中で、本大会に向けた練習メニュー、調整内容に関してサブスリーに足りなかった部分を確認することができました。
東京マラソンという夢の舞台でのサブスリー達成はならずで悔しい気持ちはある反面、これが今の自分の実力であり、まだまだこの先の練習によって良いタイムを出すことができるという期待を得ることができた、そんな大会でありました。
そして、今日に至るまでいろいろな面で支えてくれた家族には本当に感謝しかありません。
仕事から帰ってきて申し訳程度に家事をしてすぐに練習に出るという流れが習慣化し、いろいろなことがおざなりになっておりました。
それでもマラソンに関して否定することなく、むしろ理解を示して応援してくれた家族には頭が上がりません。
マラソンはやめませんが、これからは家族との時間もバランスよくとっていきたいと思います。
なお、ゴール後とぼとぼと歩きながら待ち合わせエリアに行き、家族を見つけたのでそちらに向かおうとした瞬間、不用意に足に力が入ってしまいそこから終始足攣り地獄が始まりました。笑
少しでも筋肉を動かそうものならもれなく攣り出すという地獄…
30分くらいこの状態でおりました。笑
以上が本大会のリザルト報告でございます。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
本格的なマラソンシーズンはぼちぼち終了しますが、今後も短めのレースや親子マラソンなど出走してまいりますので、引き続き投稿させていただきたいと思います!
引き続きみのむしランニングクラブをどうぞよろしくお願いします🤲
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