みのむしランニングクラブ

ブラック企業から超絶ホワイト企業への転職に成功するものの底辺部署に配属され困惑の日々と闘うポンコツサラリーマン兼初心者市民ランナーの日常ブログです。

【練習方法】マラソントレーニングの教科書~たくプロメソッド

プロランナー原田拓さんのトレーニングメソッド、たくプロメソッドについてご紹介していきたいと思います。

 

 

たくプロメソッドとは?

一言で言うなれば…「走り込み」を主眼としたトレーニング方法になります。

月間走行距離を500km以上に伸ばすこと、月間平均ペースを意識すること、ロング走の実施回数など、いくつか目指す指標はありますが、行き着く先は「走り込み」という至極単純明快なトレーニング方法です。

 

たくプロメソッドの目的と考え方

たくプロメソッドは、マラソンの特異性の観点からフルマラソンで失速せずに記録を更新するためには普段の練習から42km走を重ねていくことが必要ということで、この「ロング走」が最大の練習メニューとして位置付けられています。


長い距離を怪我なく安全に走るために、週間走行距離の3分の1までがロング走として設定できる範囲の距離となるため、42km走を行うためには42km×3→週125km→月500kmということで、月間500kmを踏めるようになって初めてフルマラソンのロング走が実施可能となる権利を獲得することになります。


よくある30km走という練習メニューに関しては、30km×3→週90km→月360kmという計算になるので、この距離を走れていない人にとっての30km走はオーバートレーニングであり、故障のリスクが伴う形になります。


逆に言うと月360kmの人にとっては適正なロング走の距離となりますが、一方でこの30km走に関してはフルマラソンの練習メニューとしては距離も時間も短く終わってしまうため、いわゆる30kmの壁対策にはならないという点でたくプロさん的には少し否定的なご意見です。


それなのであればフルマラソンの距離、もしくはそれ以上の距離のロング走をやった方が良いでしょう、そしてそれをするためには徹底的に走り込みましょう、という考えになります。

 

たくプロメソッドのベース作り

たくプロメソッドには、マラソンレーニングの継続性と故障リスクの回避のためにスピード系のポイント練習はなく、その代わりにベースとなる練習としてのジョグの中に適度な頻度で流し(ダッシュ)を入れていきましょうというものになります。


インターバル走のように心肺や身体がキツいメニューがないので、走る前の憂鬱感やモチベーションの低下がなく、マラソンを楽しみながら続けられるのがポイントです。

 

こんな方におすすめ

以下の方におすすめします。

・フルマラソンの記録が伸び悩んでいる方

・ポイント練習などで怪我をしがちな方

・キツい練習に嫌気がさして続かない方

 

現状の自分にとって、マラソンレーニングを始めてから4年。


何とかサブスリーは達成できたものの、安定的に記録を伸ばすことができず、そして直近では怪我に悩まされるという状況。


スピード練習やキツいトレーニングをやらなきゃいけないという固定概念に気持ちが擦り切れてしまっていた部分もあって、このトレーニング方法を知ってとても衝撃を受けました。


シーズンも切り替わって良いタイミングかと思いますので、このたくプロメソッドを取り入れて今シーズンのレースに向けてやっていきたいと思います。


なお、先月は怪我の影響もあって月間走行距離は250kmそこそこ…笑


先は長いかもしれませんが、焦らず少しずつ距離を伸ばしていきたいと思います!

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

 

気になった方はこちらの動画で詳しく説明されてますので、是非参考にしてみてください。

 


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